

ブルーフォートレス vol.7
2026.9.13(月) 先日、第7回目となる事例研究会「ブルーフォートレス」を開催しました。 見学者様も含め17名が集いました。 今回のテーマは、事例提供者・Kさんによる「自己開示」でした。 壮絶な生い立ちと、それを乗り越えて現在に至るまでの歩みを語ってくださったKさん。 自分の過去を人に話すこと自体、どれほどの勇気がいったことでしょう。 心からの敬意を表したいと思います。 見学者のひとりが語った「話す方も大きな勇気がいたと思いますが、聞く側の私にも覚悟が求められる内容でした。でも、だからこそ癒やしが起きました」という感想に、今回の事例の真の価値が凝縮されていたような思いがしました。 23冊のノートに描き出した「心の闇」 Kさんは長年、母親から不適切な関わりを受け、「事実とは違うストーリー」を刷り込まれて育ちました。 幼少期は「自分は幸せだ」と思っていたものの、成長とともに違和感が生じ、40代でうつを発症。 大きな転機となったのは、あるカウンセラーとの出会いと「セルフケア」でした。 自分の過去と向き合う覚悟を決めたKさんは、これまで誰にも言えな
9月14日


SNSから離れて、可塑へ
2026.9.8(火) 昨日、お風呂に入っていると急に涙が溢れてきました。 「どうしたんだろう…」と、そっと自分の心に近づいて耳を傾けてみました。 原因はSNSでした。 最近、私にはいわゆる「推し」がいるのですが、その活躍を追いかけているうちに、推しを批判する心ない投稿まで目に入るようになっていたのです。 そこで見ないように止めればよかったのに、今度は推しを批判する「嫌な奴」のページへ。 するとさらに、その人を批判している投稿を見つけ、心の中で「いいぞ、もっと言え!」と喝采を送っている自分がいました。 そんなループに時間を費やし、すっかり疲れ果てていた私。 「人の不幸を喜ぶ嫌な気持ちが、私の中にも確かにある…」 その事実を突きつけられた思いがしました。 本当に真から人の幸せを願っている時の気持ちとの比較もしだして、ショックと悲しさで涙が出てきたのでした。 湯船の中で、自分とゆっくり対話を重ねました。 「今、どんな気分?」 「悲しい…」 「そっか、悲しいんだね。何が一番嫌だった?」 「大好きな人が悪口を言われているのを見るのが嫌だった」 ...
9月8日


ブルーフォートレス vol.6
2026.8.24(月) カウンセラー仲間による第6回「ブルーフォートレス(事例研究会)」を開催し、Aさんからご提供いただいた「モラハラ事例」について検討を行いました。 モラルハラスメントの難しさは、「見えない暴力」という点にあるように思います。 言葉の暴力などを受けながらも、すぐにその存在から距離をとることができない背景には、モラハラ特有の心理的メカニズムが絡み合っている場合があります。 例えばパートナーからのモラハラにあっている場合 パートナーがいつかは心を入れ変えるかも知れないという期待を持ち、耐えてしまう。 パートナーから浴びせ続けられた暴言により精神面が不安定になり、正常な判断力が奪われてしまう。 夫婦に子どもがいる場合・・・、 子どもに離婚の意向を尋ねた場合に、「嫌だ」と言われたことを重く受け止め葛藤する。 「親の勝手な判断で子どもから片親を奪ってよいのか」と迷う。 研究会では、 例えば親から子どもに対してモラハラ的な関わりがなされた場合には、 子どもの発達にどのような影響をもたらすか、 カウンセラーはどのようなかかわりを
8月24日


ピザ食べよう! vol.2
2026.7.20(月) 先日、ワークショップ「ピザ食べよう!」の2回目を開催しました。 今回は30代の若者が6人参加しました。 自己紹介をした後、今自分がハマっていることや、自分の好きなことを話していただき、一周してから今度は他のみんなに質問してみたいこと・・・を出し合っていただきました。 「出身地はどこですか?」 「好きな音楽は?」 「海外はどこに行ったことがありますか?」 「子どもの頃にどんなゲームをしていましたか?」 「何を推していますか?」・・・などなど。 投げかけられた質問に誰かが答えると、その答えた内容について他の誰かが質問したり共通の話題を話したりして、アイスブレイキングが進んでいきました。 私も輪の中に入らせていただきました。 私は、 「アニメや漫画をよく知らないが、これから好きになりたいと思う。みなさんがお勧めしたいアニメや漫画と、その作品の簡単な紹介、そして私が読みたくなるようにプレゼンしてほしい。」 とお願いをしました。 私がその世界の「ど素人」ということを表明したので、若者は、私でも分かりそうで面白そうな作品を紹介してく
7月21日


AIから離れて、痛みへ
2026.7.13(月) ある人からの要望を断ることになりました。 所望された時はとても嬉しかったのですが、断らなければならない正当な理由があったからです。 相手のことが大切で大好きだから、どうしても不快にさせたくない気持ちが強く、どう返事をしたら良いか悩みました。 そこでAIに「あなたからの要望がとても嬉しかった、という気持ちが伝わるように・・・そして不快な気持ちにさせないように作って欲しい」と要求しました。 AIは、ものの数秒でとても上手に文章を作ってくれました。 私はAIに感心して、そして安心して、相手にそのメッセージを送りました。 その後しばらくして、相手から返信がありました。 「優しい心遣いをありがとう」 「大丈夫です」 「またの機会に・・・」 文面の中に、優しさ、柔らかさ、スマートさ、洗練、完璧・・・などを感じました。 相手もまた、私と同じようにAIを使ってこの文面を作ったのではないか?と私は思いました。 自分が送った時の気持ちと、受け取った時の気持ちを味わってみました。 送った時には、 「これなら相手を不快にさせずに、そしてとても嬉
7月13日



