SNSから離れて、可塑へ
2026.9.8(火)
昨日、お風呂に入っていると急に涙が溢れてきました。
「どうしたんだろう…」と、そっと自分の心に近づいて耳を傾けてみました。
原因はSNSでした。
最近、私にはいわゆる「推し」がいるのですが、その活躍を追いかけているうちに、推しを批判する心ない投稿まで目に入るようになっていたのです。
そこで見ないように止めればよかったのに、今度は推しを批判する「嫌な奴」のページへ。
するとさらに、その人を批判している投稿を見つけ、心の中で「いいぞ、もっと言え!」と喝采を送っている自分がいました。
そんなループに時間を費やし、すっかり疲れ果てていた私。
「人の不幸を喜ぶ嫌な気持ちが、私の中にも確かにある…」 その事実を突きつけられた思いがしました。
本当に真から人の幸せを願っている時の気持ちとの比較もしだして、ショックと悲しさで涙が出てきたのでした。
湯船の中で、自分とゆっくり対話を重ねました。
「今、どんな気分?」
「悲しい…」
「そっか、悲しいんだね。何が一番嫌だった?」
「大好きな人が悪口を言われているのを見るのが嫌だった」
「そうだよね。大切な人が傷つけられるのは悲しいよね」
「でもさ、悪口を言っていた人がまた別の誰かに叩かれているのを見た時、『ざまあみろ』ってスカッとしちゃったんだよ…」
「スカッとしたのに、どうして今泣いているの?」
「わからない…でも、なんだかすごく悲しくて泣きたいの!」
時間をかけてじっくり自分の本音をすくい上げていくと、絡まっていた感情が見えてきました。
推しを追いかける時間はすごく楽しい。
だけど、推しが傷つくのを見るのも、その相手が叩かれて泥仕合になるのを見るのも、本当は全部つらい。
結局、攻撃し合うネガティブな渦に巻き込まれて、自分自身を深く傷つけていた。
推し活で幸せになりたいのに、本当に心が満たされているのか分からなくなっていた。
対話を終えた私は、しばらくSNSをお休みすること(デジタルデトックス)にしました。
すると不思議なことに、急に部屋の掃除がしたくなったり、本を開きたくなったりして、スッと集中力が戻ってきたのです。
散らばっていた意識が整い、脳の神経回路が再び綺麗に繋がり直していくような感覚がありました。
脳について調べてみると、脳には「環境や体験によって自らを柔軟に変化させる力(神経可塑性)」があるそうです。
「ちょっと難しい課題に没頭する」「ワクワクする好奇心に従う」「しっかり眠る」といった行動で、脳のネットワークはどんどん新しく生まれ変わるとのこと。
強い言葉や批判の応酬を浴び続けることは、脳にとって小さなダメージ(プチ脳損傷のような状態)になっていたのかもしれません。
だからこそ今は、ネガティブな情報に心を削るのをやめて、新しい体験にワクワクしたり、童心に帰って夢中で何かを楽しんだりしながら、自分の脳と心を優しく満たして回復させてあげたいと思います。



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