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Vol.7

韓紙で作る蓮の花 〜介護の現場から生まれたアイテムを活用して〜

講師 : 

砂川尚子さん (メルシークラフト代表・元保育士)

開催日 : 

2024年7月7日(日)

砂川尚子さん (メルシークラフト代表・元保育士)

20代の頃、保育士をしていました。壁面装飾や行事に合わせた手作りのおもちゃなどを作っていたこともありクラフトは好きでした。

クラフトは世界で1つのオリジナルを作る楽しさがあります。

 

今回作る蓮の花びらは、韓紙(かんし)といって韓国から輸入された紙で作ります。お花作りを通して、韓紙の優しい色合いや風合い、肌触りを味わってほしいと思っています。また色の組み合わせの面白さや優しさもこの制作の魅力の一つです。仏壇に、リビングに、玄関に飾って欲しい小物です。

 

泥の中から咲く蓮の花の美しさには、生き方とリンクするものがあります。世の中、汚いこともたくさんありますし、辛い事にも遭遇しますよね。そんな中でも凛と自分の花を咲かせられる強い自分になりたい!という思いも込めました。

 

今回のワークショップではお一人、2個作っていただきたいと思います。参加してくださった皆様には、完成品を入れるクリアケースをプレゼントいたします。



砂川尚子さんは、いろいろな小物をチャチャチャと作ってしまいます。
ちょっとした気持ちのお品を入れてある手作りのポチ袋に「わっ!なにこれ、可愛い!」と思わず声がでてしまいます。
バルーンアートにハマったことがある砂川さん。東京の講座に通い資格までとってしまうほど自分の好きなことをとことん極めてしまいます。
ワークショップで作る韓紙で作る蓮の花は、中から小型ライトで反射させるととても幻想的で美しいですよ。
是非、砂川さんのクラフト愛に巻き込まれながら、一緒に世界で一つしかないお花を作りませんか?

アディムクティ代表 萩原法代

Report

先日、「好きなことをやれ!!」7回目のワークショップを開催しました。


7回目は、メルシークラフト代表の砂川尚子さんを講師としてお迎えし、


「韓紙で作る蓮の花〜介護の現場から生まれたアイテムを活用して〜」を開催。



最初に、この仕事につくまでのプロセスを語っていただきました。



サラッと話してくれましたが、どれだけの苦労と悩みと葛藤の連続だったか・・・。




砂川さんの反対を押し切って通所型高齢者向け福祉施設を立ち上げたご主人が、道半ばで、ご病気になり急逝。



淋しさや悲しさに暮れる間もなく、事業の一切を否応なく引き継がなければならなくなり、その日を境に、片時も気の休まる間がないほど忙しい日々になってしまった砂川さん。



そんなこともあって、しばらくゆっくり砂川さんとお会いすることもありませんでした。



ところが、数年後にお会いした時、びっくりするほど綺麗になっていました。


疲れ果てている砂川さんを想像していた私にとって、それはとても衝撃的でした。



話をうかがって納得・・・。


数々の問題を乗り越えていく中で、心持ちが強くなり、それが内側から美しさとなって滲み出ていたことがわかりました。


美しさとは強さの異名なのかもしれませんね。(私にも希望が・・・🤭)




嫌々やっていたら、

中途半端にこなしていたら、

愚痴ばかり周囲にこぼしていたら、



内側は少なくとも綺麗ではいられなくなるでしょう。



砂川さんのお顔は、万の言葉よりも説得力がありました。



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最初は無理にご主人から引き継いだ仕事。


しかし、自分を助けてくれる素晴らしいスタッフさんとの出会い、

また自分の好きな分野を、この事業の中に加えたことで、


徐々に好きな仕事、やりがいのある仕事になっていったそうです。


元々、クラフトが好きな上、かつて保育士をされていたこともあり、壁面を装飾したり、小物を作ったりする機会も多かったそうです。


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手先を使うことは脳の活性化につながります。

高齢者にとっては認知症予防となりそうです。



そこで、砂川さんは、メルシークラフトという新事業を立ち上げることを思いついたのです。



よく、「好きなことを仕事になんかできない、できるわけがない。」という声をいただきます。


それは確かによくわかります。



でも、この講師の方のように、最初は嫌な仕事でも、自分の好きな仕事に変えていくための考え方や知恵や工夫を重ねていくことで、心は随分変わっていくることがあると思います。



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ワークショップでは、次に蓮の花についてのミニ講座を展開。


花言葉や性質など、面白い話に、参加者はバッグの中からメモ帳とペンを探し始めました。


私が一番びっくりしたのは、蓮の花がすでに1億4千年前から存在していたことでした。


人間より遥か昔から存在していたのか・・・


す、すごい・・・


蓮の咲き方を人間の生き方になぞらえている仏教思想があることもわかりやすく話してくださいました。


泥の中に一本の茎がスーッと水面に向かって伸びていくこと。

水面で綺麗な花を咲かせ、その時に実が同時につくことなど。


砂川さんの生き方そのもののような気がしました。



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早速、順を追って説明を聞きながら作り始めました。


韓紙は韓国から取り寄せたものらしく私にとっては初めての感触です。


和紙のようでもありましたが、触りすぎると細かなヒダがなくなってしまうほど繊細にできていました。


花びららしく形を作りたい時は、綿棒でゆっくり丁寧にヒダを開いていく必要がありました。


私は同じものを2つ作りました。






中に小さな小型ライトを入れて反射させると揺れた感じで光ります。


雰囲気がありました。



(こんなライトが100円ショップで売っているなんてすごい!)



部屋を暗くして、光る蓮の花を見ていたら、数年ぶりに「七夕」の気分を味わうことができました。



季節を感じることや、日本の昔からの文化や情緒をなんとなく見直したい気分になりました。



講師の砂川さん、参加者の皆様、ありがとうございました。

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