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好きなことをやれ!!vol.9

                                                             2024.11.25(月)

昨日、ワークショップ「好きなことをやれ!!vol.9」を開催しました。


感性ラボの代表をつとめる金澤木綿(ゆう)さんを講師としてお迎えし、「じぶん物語のお茶をブレンド・茶禅ワークショップ」というタイトルで展開していただきました。


前半は、ゆうさんのこれまでの人生を話していただきました。


曲線で描く半生ーーーー


生きることは楽しいという実感で右肩あがり→

社会人になった時、周りの大人にがっかりして下がる→

やりたいことを開拓し、望みが奇跡的に次々と叶い、上がる→

共感力がマイナスに働き、人との関わりがしんどくなり、やがて自分の本音さえもわからなくなり下がる→

自己理解で自己をリードできるようになり上がる→

持続的な開拓者の道を切り開き、さらに上がり、現在を迎えている。


全て自分の内側からの実感で描かれている曲線。

わかりやすさと納得を覚えました。


私はその曲線とお話を伺いながら、こんなことを思いました。


ゆうさんは、やりたいことが心から湧き起こった時すぐ動く人なんだ。


自分の内側と外側が一致してくると調子が良い感じになり・・・。


内側と外側が不一致を起こした時に、立ち止まり自分を振り返る・・。


内側である自分の心を動かして、外側に働きかけ試す、まるで心理学実験のように・・・。


一致点を見出す鍵が「感性」にあることを発見されたんだ・・・。


ただただお茶の魅力にはまってしまったけど、そこからは「感性」を研ぐツールとして「お茶」を活用されていったんだなあ・・・

開拓精神、創造性の溢れる面白い人だなあ・・・。


そのプロセスの中で、次第にゆうさんの望みや好きなことと、社会貢献が一致してこられたんだ・・・。




ゆうさんの半生を楽しく聴かせていただいたあと、今度は参加者にスポットライトを向けられました。


透明のポットに熱いお湯を入れ、茶葉の入った白い焼き物の茶器(小さくて紙のように薄い急須)に注がれました。


透明のお湯が注がれる音を聞いただけで、心持ちが清々しくなり、さっきまでの雰囲気を断ち切られた感じがしました。




その瞬間、お茶の魅力を伝え続けてきたゆうさんの霊性を感じ取りました。


ゆうさん自らが焼いた、小さくて浅い、おちょこのようなお湯呑みが配られました。

そこにお茶が注がれます。

静かないい音を立てて・・・。なんといい時間なのだろう。


どんな香り?

どんな味?

興味が沸いている自分に気づきました。


ちょっと中国茶のような品のいい甘い香りがしました。


「これを飲みながら今までの人生を味わってみてください」と、ゆうさん。


私は目を閉じて心の中に潜り込みました。


お茶が喉を通り、胃のなかに染み渡るほんの数秒が、ものすごく長い時間に感じました。


生まれて今日までの何十年を思って・・・。


真っ暗闇でしたが、待ち続けてみると、何か見えてきます。


下の方から緑色の太い茎が上に向かって伸びていくイメージが湧いてきました。


一番上に一枚の白い紙を丸めたような花びらが・・・カラーの花でした。


もともと自分が好きな花ですが、なぜ好きになったのかを考えたことはありませんでした。

今私が体験していること(目を閉じて自分の半生を思う体験)と、好きになった理由が同じなのではないかと思いました。


こんな風にまっすぐ、迷わず、自分に生きてよかったんだ!

私は太く生きたかったんだ!

実際はクネクネしてしまったけれど、心の奥で求めていただものはこんな感じだったんだ!


そんな風に思いました。



講師は、「今までのことはこれで終わりにしましょう!今からは未来の自分を思ってください。

その“ありたい自分”になれるお茶をブレンドしてみましょう!」と楽しい提案が!



隣の人と、なりたい自分について、そしてそうなれるお茶にどんな名前をつけたいか?など話し合いました。


・まごころ茶

・明楽茶

・愛さんさん茶

・土曜の午後茶

・ここかる茶(心軽やかの意)


など上がってきました。


私は、代表的日本人という本を読み終わっての余韻がほのかに残っていて、もっと「とんがって生きたい!強くなりたい!」という思いが強くなっていたせいか、行き着いたお茶の名前は


・剣(つるぎ)茶  でしたw


講師のゆうさんは「唯我独尊茶」だと言うので、ツボにハマってしまい思わず笑ってしまいました。


緑茶か紅茶のベースを選択してから、そこにいろいろなハーブ系やスパイス系やフルーツ系のようなものを選んで加えていきます。


私はハーブ、八角、カルダモンなどを加えてみました。


実際には作りたい味のお茶を作ることはできませんでしたが、今の自分の心境がそのまま出ていたような味(複雑)になり面白かったです。


ボトルに作ったじぶんのお茶を、今度はみんなで試飲し合いました。


「ここかる茶」を作りたかった方は、どんなことがあっても、このお茶を飲めば「心軽く」なる・・・そんなお茶を作りたいと思っていましたが、実際にはパンチの効いた味わいになり、「私の心を重くしてくる奴をやっつけたいという本音が出ちゃったのかな?」と言って一同爆笑に!


体験をしながら自分の心を解放したのか、皆さんが笑顔になりました。


楽しいひとときでした。


講師の金澤木綿さん、

参加者の皆様、ありがとうございました。


ブログを読んでくださったあなたとも、いつかワークショップで一緒に楽しい時間を過ごしたいです。

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